タニケット よくあるご質問

A.T.S.4000

A.RTPの計算値は下記の通りです。

  • LOPが90-130mmHgの場合→LOP+50mmHg=RTP
  • LOPが131-190mmHgの場合→LOP+75mmHg=RTP
  • LOPが191-300mmHgの場合→LOP+100mmHg=RTP

※LOP:Limb Occlusion Pressure

A.AORNガイドラインの推奨は下記の通りです。
上肢:術前収縮期圧+75~100 (mmHg)
下肢:術前収縮期圧×2 (mmHg)
※Source: AORN Recommended Practices for Care of Patien Undergoing Pneumatic Tournlquet -Assisted Procedure, 2013 Edition

A.AORNの推奨は下記の通りです。
上肢:60分 下肢:60~90分 小児の下肢:75分  毎に15分のインターバル
※Source: AORN Recommended Practices for Care of Patien Undergoing Pneumatic Tournlquet -Assisted Procedure, 2013 Edition

A.マニュアル設定時の変更と同じく簡単に変更できます。

A.最後のカフを脱気させる際は、偶発的な脱気を防ぐために下記の手順に従う必要があります。

  1. 最後のカフのDEFLATE(DEFL)ボタン▼をタッチ、スライド及び長押しを行います。
  2. 最初のカフが収縮していることを示すために、もう一方のカフに「CUFF DEFLATED(カフ収縮)」というアラームが表示されます。
  3. 最後のカフのディスプレイ領域に、収縮の確認を要求するポップアップウィンドウが表示されます。キャンセルボタン×にタッチして収縮をキャンセルするか、又はOKボタン○にタッチして収縮を確認します。

※この安全機能は、静脈内局所麻酔時に使用する際特に有効となります。

A.下記の手順で設定が可能です。※詳細は取扱い説明書をご覧ください

  1. 設定ボタン(ギアの形を下ボタン)にタッチすると、設定ツールトレイがスライドアップされて設定オプションが表示されます。
  2. デフォルトメニューボタンにタッチします。圧力及び時間の設定値が表示されます。
  3. カフトグルボタンにタッチすると、メインカフとセカンドカフが切り替わります。
  4. 左のマイナス矢印ボタンにタッチするとデフォルトの圧力値又は時間値が低下し、右のプラス矢印ボタンにタッチするとデフォルトの圧力値又は時間値が上昇します。
    ※デフォルトの圧力値は、50~400 mmHgの範囲内で1 mmHg刻みで設定できます
    ※デフォルトの時間値は、1~240分の範囲内で1分刻みで設定できます
    ※矢印ボタンを長押しすると、5 mmHg又は5分刻みで設定値が変化します
  5. OKボタン○にタッチすると、表示されている圧力値又は時間値あるいはその両方が新しいデフォルト設定値として保存されます。新しい設定値は、装置の電源を入れるたびにデフォルト値となります。キャンセルボタン×にタッチすると、変更は無視されて設定メニューに戻ります。

A.下記の手順で設定が可能です。

  1. 設定ボタン(ギアの形を下ボタン)にタッチすると、設定ツールトレイがスライドアップされて設定オプションが表示されます。
  2. 任意の設定にタッチするとメニューが表紙されます。
  3. そこからボリューム、明るさ、言語の変更が可能です。

A.タッチパネルは圧力センサー方式となっておりますので、手袋をしていても使用可能です。

A.カフ圧力を設定値に維持するため、リザーブポンプから空気を供給する「バルブ」の作動音です。尚、時々「ブブッ」と音がでるのは、リザーブポンプが働いている音です。

カフ

A.患者様に適したカフ選択のポイントは下記の通りです。

  • 形状:近位端および遠位端に渡り心地よく適合するカフの形状を選択してください
  • カフ幅:術野から適切な距離を保てる範囲で最大限、幅の広いカフを使用してください
  • カフ長:ベルクロが十分に固定出来るよう四肢の周りをカフが巻ける最少の長さを選択してください(カフの重なりが7.5~15cm)

*Source: Tourniquet org.

A.選択したカフの形状およびサイズに適合したスリーブを使用する事で、カフ直下での皮膚の引きつりや挟み込みを防止できます。
※弊社では各サイズスリーブもご用意しております

A.近位端および遠位端のカフと四肢の間に2本の指を入れる事ができるくらいのきつさで巻くのが適切です。
※緩く巻かれたカフは、四肢の止血に高圧が必要となり、また、操作中に不適切な位置に移動してしまう可能性があります。きつく巻きすぎたカフは、カフを脱気した後でも静脈血の戻りを阻害してしまう可能性を高めます。
※Source: Tourniquet org.

A.弊社が販売しているカフは全てオートオートクレーブ滅菌不可となっております。
※弊社では滅菌済みのディスポ―サブルカフを販売しております。

A.丸洗いができます。その際中性洗剤、アルカリ洗剤共に使用できます。洗浄の際にはカフホースを取り付けてカフ内部に水がはいらないようにしてください。洗浄後は、丸めずにつるして室温乾燥させます。乾燥器の使用もできますが、高温では素材劣化がありますので、60℃以下でお願いします。

A.ルアーロック・CPC変換アダプター(4本入り 定価15,000円)を使うことで使用可能です。

A.交換用オーリング(4本入り 定価1,200円)を販売しております。

A.カフは消耗品です。合併症を未然に防ぐためにも定期的に交換してください。
※弊社ではディスポ―サブルカフもご用意しております

A.弊社のカフはラテックスは使用していません。ウレタン、プラスチック、ナイロン、シリコンゴム等の素材でできています。カフホースは、PVC(ポリ塩化ビニル)です。