Persona

Personal Fitの探求

Persona人工膝関節システムは患者様個々に異なるアナトミーの再建を目指した
Personalized Knee Systemとして開発されました。
ジンマーバイオメットは、全ての患者様にとってのPersonal Fitを実現すべく探求を続けます。

Anatomical Femoral Component

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Persona人工膝関節システムは、体格や性別だけでなく人種間の相違も考慮に入れた、解剖学的デザインを目的として開発されました。

Persona大腿骨コンポーネントの関節面形状は、従来のジンマーバイオメット人工膝関節システムのデザインを踏襲しています。更に、パテラグルーブのための前方シャンファー部の追加骨切部分をなくし、より骨温存が可能なデザインを実現しました。

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  • 前後径が2 mm単位の大腿骨コンポーネント、厚さが1mm単位の関節面サーフェイスにより、良好な軟部組織バランスを再現
  • スタンダードとナローが選択できる大腿骨コンポーネントにより56%の症例で見られるオーバーハングとそれに伴う疼痛 1 を防止
  • 改良された深屈曲デザイン 2 により、155°の深屈曲を許容し、骨温存も実現

Anatomical Tibial Component

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人工膝関節置換術において脛骨ベースプレートの内旋位設置は、術後の疼痛や違和感の原因となると報告されています。
3 ジンマーバイオメットでは、患者様の体格や性別だけでなく、人種間の相違も考慮に入れ、様々な形状とサイズに適合するインプラントをデザインするために、独自の解剖解析システムを開発しました。
その結果、Persona人工膝関節システムの脛骨コンポーネントは解剖学的形状のデザインとなりました。

Trabecular Metal Technology

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トラベキュラーメタルは、海綿骨に近似した構造的な特徴を持った3 次元ポーラス材料です。解剖学的形状を持つPersona 人工関節システムは、骨切り面に対して良好な被覆が得られ、良好なボーンイングロースが期待できます。

  • 全体に渡って一定の気孔サイズ、形状を維持し、良好なボーンイングロースを促進
  • 80% の気孔率を確保し、気孔間の連通性を維持
  1. Mahoney OM, Kinsey T. Overhang of the F emoral Component in Total Knee Arthroplasty: Risk F actors and Clinical Consequences. J Bone Joint Surg Am. 2010;92:115-1121.
  2. Internal data on file at Zimmer
  3. Barrack R, et al: Component Rotation and Anterior Knee Pain After Total Knee Arthroplasty. CORR: N umber 392, pp. 46-55, 2001