既存の第一世代クロスリンクポリエチレンは、従来型のポリエチレンと比較し低摩耗を実現しましたが、耐酸化性能と機械的強度の維持が課題でした。
しかしVivacit-E クロスリンクポリエチレンは新しい技術により、従来型ポリエチレンや他のクロスリンクポリエチレンよりも優れた抗酸化性、耐摩耗性および機械的強度を実現する材料であることが期待できます。
業界基準の12 倍である24 週間の加速劣化試験を行った結果、酸化の徴候および顕著な材質特性の変化を示しませんでした。1,2
従来型ポリエチレンに比べて摩耗を96% 低減させ、また既存のクロスリンクポリエチレンと比較しても摩耗を73% 低減させることが、in vitro 試験で確認されています。3
ビタミンE のグラフト固定により、従来型ポリエチレンよりも機械的強度が向上し、PS ポストの疲労強度も10% 上昇していることがinvitro 試験で確認されています。4, 5, 6