Wagner Cone Stem

Wagner Cone Stem

ワグナーコーンステムは、前後捻を自由に設定できるセメントレスステムとして、大腿骨近位端の骨質が悪い症例や先天性股関節脱臼もしくは臼蓋形成不全に適用できるように設計されています。その特長として、5°のテーパー形状でプレスフィットを図っており、8 本の縦型リブによる回旋安定性の向上が期待できます1。また、骨結合(オッセオインテグレーション) を促進するために骨親和性の高いチタン合金(Protasul®-64)を使用し、ラフブラスト表面処理を施しています。ワグナーコーンステムでは、より良好な解剖学的再建のために2 種類のオフセットタイプをご用意しています。

 

特徴的なコニカル(円錐)形状

コニカル(円錐)形状によりステムを回転させることで⾃由に前捻を設定することができます。

 

縦型リブの実績2

ワグナーコーンには鋭く尖った8 本の縦型リブがついています。リブの先端は骨に噛み込むようになっており、初期固定性や回旋安定性を高めると言われています1

 

Offset Variation

スタンダードオフセット135°、ハイオフセット125°の2つの頚体角を持つ

  1. Bühler D, Berlemann U, Lippuner K, Jaeger P, Nolte L
    Three-dimensional primary stability of cementless femoral stems. Clinical Biomechanics. 1997; 12: 75–85.
  2. Wagner H, Wagner M
    Cone prosthesis for the hip joint. Arch Orthop Trauma Surg. 2000; 120: 88–95.

Additional Information