VerSys Heritage

VerSys Heritage

「Sir John Charnley」が開発した低摩擦人工股関節のすぐれた実績には、20年の歴史があり、VerSys Heritageステムは、初代の設計に特徴的なステムの形状とポリッシュ表面を踏襲しています。ジンマー バイオメットでは、この実績ある設計思想を基本とし、様々な特徴を付加して、インプラントの性能をさらに向上させています。

 

フラットバックデザイン

Charnleyの初期設計思想を反映して背面は平面になっています。

 

サバイバルレート

VerSys Heritageに採用したステムデザインは、第一世代のチャンレイシステムのものです。この初代のデザインは、第二世代のデザインよりも臨床的な成功をおさめていると考えられています1-2

 

最小限のカラー

挿入ガイドの役割を果たすことで、正確なアライメントを確保し、ステムを髄腔の中央に位置づけることができます。

 

 

ポリッシュ表面

Charnleyの最初の設計理念の特徴であるポリッシュ表面を採用しています。

 

ディスタルセントラライザー

「5ポイントスター」設計の遠位セントラライザーは、4つのフィンを有するディスタルセントラライザーと比較して、骨幹部皮質との接触および、ステムのアライメントを改善するのに役立ちます。

『後方温存アプローチ CPP-THA』手術手技動画
(ナレーション付き)※サンプル版

厚生連高岡病院 人工関節センター長 整形外科 診療部長待遇
坂越 大悟 先生

使用機種: VerSys HeritageContinuum cup

アプローチ:CPP(Conjoined tendon Preserving Posterior)-THA

ジンマー バイオメットは2015年から人工骨頭挿入術における新しい後方アプローチとして、CPPアプローチの導入を行ってきました。CPPアプローチは後方外旋筋だけでなく、後方関節包靭帯も多く温存できるということもあり、人工股関節置換術でも昨今注目が集まっております。今回、本アプローチをすでに100例経験されている坂越先生に執刀いただきCPP-THA手術手技動画撮影を行いました。

今回の動画では、関節包切開方法/寛骨臼へのレトラクター操作/助手の先生の動きなど大事なポイントは静止画で解説しております。

また、動画の終盤には坂越先生が考えるCPP-THAの利点・注意点も提示しておりますので、最後までご覧いただければ幸いです。

*動画撮影は真上からのアングルになっていますが、このアプローチの術者は下方45度からの視野で寛骨臼操作をおこないます。

※本手技動画はサンプル版です。WEBマガジン会員の方は続きをご覧いただけます。

販売名:VerSys ヘリテージステム
承認番号:21400BZY00390000

販売名:コンティニュームIT シェル&Longevity ITライナー
承認番号:22400BZX00275000

  1. Dall DM, Learmonth ID, Solomon MI, et al. Fracture and loosening of Charnley femoral stems: comparison between first-generation and subsequent designs. J Bone Joint Surg(Br). 1993;75-B:259-65.
  2. Schulte KR, Callaghan JJ, Kelley SS, et al. The outcome of Charnley total hip arthroplasty with cement after a minimum twenty-year follow-up. J Bone Joint Surg. 1993;75-A:961-75.

Additional Information