Taperloc Stem
過去26 年以上に渡り、Taperloc ステムはセメントレス人工股関節におけるスタンダードとなっています1。このTaperloc ステムにおける臨床上の成功と、ジンマー バイオメットの製品革新への想いから、Taperloc Complete ステムは幾つかのデザイン改良を加え誕生しました。これらの改良は、オリジナルのTaperlocステムの持つ臨床上重要となるデザインに加え、脚長、安定性そして可動域を正確に再現するためにデザインされました。
過去26 年以上に渡り、Taperloc ステムはセメントレス人工股関節におけるスタンダードとなっています1。このTaperloc ステムにおける臨床上の成功と、ジンマー バイオメットの製品革新への想いから、Taperloc Complete ステムは幾つかのデザイン改良を加え誕生しました。これらの改良は、オリジナルのTaperlocステムの持つ臨床上重要となるデザインに加え、脚長、安定性そして可動域を正確に再現するためにデザインされました。
Taperloc Complete Microplasty ステムは、臨床的に証明されているTaperloc ステムのデザインに基づき設計され、さらにTaperloc Completeステムと同様の改良が加えられています。標準的なステムから35mm 短縮したステム長は、低侵襲手術にも対応し、また、表面置換術やその他骨温存型人工股関節が必要とされるような症例への選択肢の一つともなります。
可動域の増大と軟部組織のテンション の増加により、安定性が獲得できる 133°のネックアングル2-4
可動域が増大し、アセタブラーカップとのインピンジメントのリスクを減少するリデュースされたステムネックデザイン5
近位と遠位の形状がミスマッチした大腿骨髄腔においても適合性を高めるスムースディスタルトランジション
脚長を変更することなく多様なアナトミーに対応するスタンダードおよびハイオフセットに、123° ネックアングルを加えた合計3種類のオフセットにより、患者個々の股関節機能を再現する広範囲なオフセットオプション
スクラッチフィットによる初期安定性と骨性の固定を可能にするPPS コーティング
近位での荷重分散、骨温存、回旋抵抗力を高めるフラット テーパード ウェッジ形状
弘前記念病院 整形外科診療部長
赤石 孝一 先生
使用機種: Continuum cup, Taperloc Complete Microplasty
アプローチ:AL-Supine Approach 関節包靭帯温存手技
THAの手術手技として、筋腱温存だけでなく関節包靭帯を温存する報告が増えつつあります。今回、弘前記念病院 赤石先生のご協力により、関節包靭帯を温存したAL-Supine THA手術手技動画を撮影させていただきました。
赤石先生は関節包靭帯温存を常に目指すのではなく、その患者さんに適した可動域を実現するため、また、大腿骨操作を無理なく行えるポジションを追求するためにセレクティブリリースを行うことも検討するという考え方で手術を行っていらっしゃいます。本症例では腸骨大腿靱帯垂直束(バーティカルバンド)を温存しながら坐骨大腿靭帯だけをリリースされています。動画の終盤には赤石先生が考えるAL-Supine THAの利点・注意点も提示しておりますので、最後までご覧いただければ幸いです。
※本手技動画はサンプル版です。WEBマガジン会員の方は続きをご覧いただけます。
販売名:コンティニュームIT シェル&Longevity
ITライナー
承認番号:22400BZX00275000
販売名:マイクロプラスティ
テーパーロックフェモラルステム
承認番号:22200BZX00294000