2019年11月29日
2019年11月29日
ジンマー・バイオメット合同会社(本社:東京、職務執行者会長兼社長:小川 一弥)は、患者さん⾃⾝の⾎液を遠⼼分離してつくられるPRP (多⾎⼩板⾎漿)をさらに進化させた次世代PRPと位置づけるAPSキットの販売を2018年8⽉より開始し、約1年が経過した2019年11月に導入施設数が100施設を突破したことを発表いたします。
※「APS キット」は特定保険医療材料ではありません。
※
2019年11月29日現在、再生医療等安全性確保法を遵守した医療機関にてご使用できます。
※APSキットはクラスⅢ医療機器承認(治療での使用が厚生労働省から認められた)品です。
PRPとは、自己血を遠心した後の血小板を多く含む血漿層のことです。
血小板は止血過程で重要な役割を果たすほか、傷んだ組織の修復を促進する物質(成長因子)を含みます。
これらの成長因子の役割により、生体が本来持つとされる自分で自分を治す力(自己治癒力)を促進するといわれています。
APSはPRPから抗炎症成分など関節の健康に関わる成分を取り出したものです。
PRPは主に筋・靭帯や腱などの組織修復を促すことが期待され、国内外での治療報告がありますが、APSは関節症治療への応⽤が期待されています。
膝関節内で炎症を引き起こすタンパク質(IL-1やTFN-αなどの炎症性サイトカイン)のバランスを整えることで、炎症を抑え、痛みの軽減が期待できます。欧州での臨床試験では、中程度までの変形性膝関節症において1回の注⼊で最大24ヶ月間に渡って痛みの軽減が継続したと報告されています。
2018年8月より再生医療法下で国に届出が受理された医療機関では治療(自由診療)が受けられるようになっています。関節症が進んで手術が対象となる症状には効果が期待し難いと言われています。膝関節に違和感を持った際には早めに整形外科専⾨医を受診することをおすすめします。
テレビ・新聞・ラジオなど各種メディアで取り上げられたことや、学会講演などを通して整形外科医間でAPS療法の認知度が向上したことを受け、販売開始から約1年で導入施設数100施設を突破いたしました。
今後、高齢者人口増加に伴い、関節痛の治療ニーズも増えていくことが予想されます。
ジンマー バイオメットは、新製品の開発、販売、普及を通して、より多くの患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献して参ります。
患者さん向けに再生医療法(再生医療等の安全性の確保等に関する法律)を遵守し、厚生労働省/PMDAが承認する治療用医療機器を用いたPRP療法・APS療法が受けられる医療機関を掲載しております。
PRP療法・APS療法が受けられる医療機関検索(関節ライフ)
https://kansetsu-life.com/saisei/index.php
ジンマー バイオメットについて:
ジンマー バイオメットは、米国インディアナ州に本社を持つジンマー バイオメット社(Zimmer Biomet Holdings, Inc.)の日本法人であり、筋骨格系ヘルスケアのリーディングカンパニーです。
ジンマー バイオメットは、変形性関節症や骨折をはじめとする整形外科領域の疾患に苦しむ患者さんの生活の質の改善のために、人工関節や骨接合材料などの治療材料のみならず、一人ひとりにカスタマイズされた治療ソリューションや革新的な医療技術の提供に努めています。ジンマー バイオメットのタグラインである「Your progress. Our promise.®」は、高齢化がさらに進む社会の中で、人びとが健康でより良い生活を送ることへの支援を、私たちの使命として約束する意味が込められています。
会社名 : ジンマー・バイオメット合同会社
英⽂会社名: Zimmer Biomet G.K.
本社所在地: 〒105-0011 東京都港区芝公園⼆丁⽬11番1号住友不動産芝公園タワー15階
設⽴ : 2016年2⽉1⽇
[旧ジンマー株式会社は、2001年1⽉1⽇]
[旧バイオメット・ジャパン株式会社は、2001年9⽉6⽇]
資本⾦ : 23億1千万円
親会社 : Zimmer Biomet Holdings, Inc.
事業内容 : 整形外科向け医療機器・器械の製造/輸⼊/販売
WEBサイト : http://www.zimmerbiomet.com/
ジンマー・バイオメット合同会社
マーケティングコミュニケーションズ
〒105-0011 東京都港区芝公園2-11-1
Tel:
03-6402-6605 Fax: 03-6402-6632
Eメール:Press-contact.Japan@zimmerbiomet.com
※こちらは報道関係者向けに発表した情報です。
掲載内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。