G7 Acetabular System

G7 Acetabular System

OsseoTi Porous Metal Technology

OsseoTi(オッセオタイ)ポーラスメタルは、ヒトの海綿骨を直接的に模倣した構造を、独自の積層造形プロセスを用いてポーラス材料にデザインしています。骨組織のin-growthとインプラントの安定性を促進するための一貫した気孔率と強度を維持しつつ、金属母材とポーラス領域を完全に一体化した構造とするために、臨床的に実績のあるチタン合金を使用しています1。これにより、G7アセタブラーシステムへOsseoTiポーラスを適応した場合でも、head to shell ratio(使用可能なヘッドとシェルの関係性)を損なうことなく、ハイリーポーラステクノロジーの恩恵を享受することが出来ます。

  • 特長的なポーラス構造は、動物実験において、4週という早さでの母床骨との良好な結合を示しました1
  • 約70%という気孔率は、ヒトの海綿骨の構造を直接的に模倣しています。
  • 平均475ミクロンの気孔サイズは、細胞の侵入や血管新生、骨組織のin-growthを促進します1
  • 海綿骨と皮質骨の中間に設計された材料強度は、生物学的な固定と周囲骨への荷重伝達を向上します2

 

*2 動物実験は必ずしも臨床での性能を示すものではありません

OsseoTi Porous Metal Technology

G7 PPS Finned BoneMaster Acetabular Shell

G7 PPS フィン付シェルは辺縁にデザインされたフィンにより、更なる回旋安定性が得られます。フィンは軟部組織とのインピンジメントを避けるように設置されており、初期固定性を強化します。

Number of fines

回旋安定性と初期固定性を強化するフィン
42-56mm 6フィン
58-64mm 8フィン

Fin placement

寛骨臼への設置を確実にするために、フィンの位置はシェル辺縁から6.5mmに配置

BoneMaster Nano-Crystalline HA Coating Technology

骨のHA構造を模倣することにより、セメントレスインプラントの性能を向上させる先進のHAコーティング技術

Clinically Proven PPS Fixation

PPS(ポーラスプラズマスプレー)による良好な固定性3-6

G7 PPS Finned BoneMaster Acetabular Shell

G7 PPS BoneMaster Acetabular Shell

G7 PPS BoneMaster Acetabular Shellは、臨床的に実証された製品および技術とともに、術者の手技を向上させる新しい特徴を備えています。

Pre-plugged Screw Holes

ノンホールまたはリミテッドホールの選択を可能とする、取り外し可能なPre-pluggedスクリューホール

BoneMaster Nano-Crystalline HA Coating Technology

骨のHA構造を模倣することにより、セメントレスインプラントの性能を向上させる先進のHAコーティング技術

Clinically Proven PPS Fixation

PPS(ポーラスプラズマスプレー)による良好な固定性3-6

G7 PPS BoneMaster Acetabular Shell

G7 Acetabular Systemについて

単一のシェルデザインで複数の摺動面を選択可能なマルチベアリングプラットフォームを採用したG7アセタブラーシステムは、手術室での業務を最適化するための「簡便性」「効率性」「高性能」を提供します。最新のインプラントおよびインスツルメントデザインの技術開発により、簡潔で優美、かつ柔軟性の高いインスツルメントプラットフォームと共に、臨床的に実証された固定力1-4と先進的な摺動面技術を提供します。

G7 Acetabular Systemについて

Simplicity

G7 Patient-Specific Mini Tray Design

  • 手術室での業務簡素化を目的としたデザイン
  • 患者個々のサイズや術者の好みによりカスタマイズ可能なインスツルメンテーションシステム
  • 各サイズのシェルトライアルおよびライナートライアルは、インプラントのフェイス部とパッケージ表示に対応するカラーコードを付与
  • 患者個々に適合するミニトレイシステムにより手術室内に大量のインスツルメントやそのトレイを展開する必要性を低減
Simplicity

Efficiency

The G7 Wave Instrument System

  • 迅速な滅菌と乾燥時間を可能とするオールステンレススチール製のインスツルメントトレイ
  • ケース全体の重量を低減しつつ、インスツルメントを確実に保持するユニークな波型構造
  • 滅菌時の蒸気の流れと排水を最大化する有孔トレイ
Efficiency

Performance

  • 適切なライナーロッキング強度、最大限のhead to shell ratio(50mmシェルで36mmヘッドの使用が可能)とインプラントの安定性を提供4,7-10
  • 複数のライナーオプションに適合するよう設計されたロッキング機構
  • 臨床的な成功を収めているE1 Antioxidant Infused Technology11 は、現代の患者ニーズへ適合するための解決策を提案

Bearing Options

G7アセタブラーシステムは、豊富なベアリングオプションから、患者のニーズに合わせた最適な選択が可能です。

  • E1 Antioxidant Infused Technology
    E1は抗酸化剤を浸漬・浸透させた唯一の摺動面材料で、特許技術であるビタミンE浸漬・浸透プロセスを用いて、耐摩耗性、強度、および耐酸化性を発揮します11
  • BIOLOX delta CERAMIC LINER AND HEAD
    Biolox delta セラミックは、アルミナセラミックと比較して、破壊強度、破壊靭性が高く、スムースな表面性状から摩耗を低減させる、新世代のセラミック材料として知られています12
Bearing Options
  1. Gupta, G. OsseoTi Porous Metal for Enhanced Bone Integration: an Animal Study. Biomet Form No.BMET0718.1-GBL.
  2. Data on file at Biomet. Bench test results not necessarily indicative of clinical performance.
  3. Rothman, R., et al. Cementless Femoral Fixation in the Rheumatoid Patient Undergoing Total Hip Arthroplasty: Minimum 5 Year Results. Journal of Arthroplasty. 16(4): 415-21, 2001.
  4. Keisu, K.S., et al. Primary Cementless Total Hip Arthroplasty in Octogenarians: Two to Eleven Year Follow-up. Journal of Bone and Joint Surgery. 83: 359, 2001.
  5. McLaughlin, J., et al. Total Hip Arthroplasty with an Uncemented Tapered Femoral Component. Journal of Bone and Joint Surgery. 6(90):1290-6, 2008.
  6. Rothman, R., et al. Immediate Weight Bearing after Uncemented Total Hip Arthroplasty. Clinical Orthopedics and Related Research. 349: 156-62, 1998.
  7. McLaughlin, J., et al. Total Hip Arthroplasty in Young Patients. 8 to 13 year Results Using an Uncemented Stem. Clinical Orthopaedics and Related Research. 373: 153-63, 2000.
  8. Parvizi, J., et al. Prospective Matched-Pair Analysis of Hydroxyapatite-Coated and Uncoated Femoral Stems in Total Hip Arthroplasty. Journal of Bone and Joint Surgery. 83: 783-6, 2004.
  9. McLaughlin, J., et al. Total Hip Arthroplasty with an Uncemented Femoral Component: Excellent Results at Ten Year Follow-Up. Journal of Bone and Joint Surgery. 79-(B): 900-7, 1997.
  10. The Danish Hip Arthroplasty Register, 2011 Annual Report, confirms 15-year survivorship at 98.1% for the Ranawat-Burstein RingLoc cup design.
  11. FDA cleared claim. See biomet.com/e1 for complete claim language.
  12. www.ceramtec.com

Additional Information